四季の心模様(写真展 2018/4-5)

作品No.A021
急峻な崖の間から見ていると
磯に釣り人がいました
時を忘れて帰れなくならないか気がかり
神奈川県 江の島
作品No.A022
岩の隙間から水平線の方を見ていると
時たま手前で波が飛んで砕けて
存在を主張している
神奈川県 城ヶ島
作品No.A023
初夏のそよ風が吹き
あたりが一層 あの青緑に染まる
長野県 御射鹿池
作品No.A024
白樺林 雨と風に揺られていました
なかで不動で頑張る針葉樹
「私はこの程度の風には揺れたりしないぞ」と言っている?
長野県 志賀高原

作品No.A025
雲の流れは速く
雨が降ったりやんだりでしたが
マングローブの林は静かな夕暮れを迎える
沖縄県 西表島

作品No.A026
青い海と
夕日の紅が
混ざり 滲む
沖縄県 西表島
作品No.A027
晩秋の強い光を浴びて
眩しいほど明るいのに
月夜のススキを感じる
長野県 蓼科高原
作品No.A028
山の裾野
夕日に照らされ
カラマツが輝く
長野県 蓼科高原